• トマトの部位のご紹介

  • トマトの生い立ち

    ヨーロッパへ伝わる

    南アメリカで長い歴史を持つトマトですが、トマトを初めて栽培したのはかってメキシコ人だと言われています。このトマトが、どういった経緯でヨーロッパへ伝わったのでしょう。

    トマトが、食物として話題になったのは18世紀のイタリアです。その点ではトマトの発祥の地はイタリアだともいえます。17世紀末には、フランス、オランダ、ドイツなどでトマトの食用種が改良されました。それと同時期にケチャップなどの調味料加工品が流行り始めました。

    そして日本へ

    日本には、オランダ人によつて、18世紀の初期に伝えられたと言われています。

    日本に初めて伝えられたトマトは、今のミニトマトのような小さな種類でした。鮮やか色あいから、毒のある危険な果実だと認識が広まり観賞用に用いられたようです。

    食用として栽培され始めたのは明治に入ってからです。明治時代に入って食用として認識されたものの、トマト独特の臭いが苦手な人も多く一般的に広がるのには時間がかかりました。

    一般の人が好んで食べるようになったのは、昭和の時代に差し掛かった頃でした。洋食屋などで使われた料理でトマトの味を知り、徐々にトマトが一般的に受け入れられました。野菜として多くの人が食べるようになったのは、第二次大戦後です。

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